【この記事はボカロリスナー presents Advent Calendar 2024 7日目の記事です。】
はじめに
はじめましての方ははじめまして。第1期プロセカ応援大使だったセカムー(セカイのムーンプラザ)と申します。
文章を書くのは苦手ながら今年も機会があったので4年ぶりにボカロ関連のアドベントカレンダーに挑戦してみました。
ゆるくアドカレバトンを繋ぎたいと思います。
- 4年前のアドカレ記事(プロセカ応援大使)
本題
ボカロ曲*2を聴いていると聴いたことがあるフレーズや近いように感じた曲を思い出すこと、一度はありますよね。
ボカロPの楽曲製作には以下に大きく分けられると思います。
- 意図的に似たフレーズを用いて得意なメロディや構成を売り込むタイプ
- 手癖でアクセントや高低が普段の感じに戻ってくるタイプ
- 既存曲とは別の感じで作れるタイプ
1つ目は失敗しづらいため一発屋を避けるためにも有効な手段です。曲を聴いてやっぱりこの人の曲という安心感も与えられます。曲単位になりますが、DECO*27さんの愛言葉シリーズは意図的に過去曲のフレーズを引き出しているためオタク大歓喜ファンサービスといえるでしょう。
2つ目は作曲する上でコード進行の解決を考えているうちに戻ってしまうのでしょう。
3つ目は売れればすごいですが良いところが引き出せずあまり聴いてもらえないリスクもあります。とはいえ色々なタイプに挑戦していることで将来的にコラボ曲にも期待できます(依頼する側から見たらイメージを指定してお願いしやすいため)。
上の3つ目はみきとPやのぼる↑さんが挙げられると思っています。
上の3つ目以外のパターンはボカロPが自身が作ったことを表現している"サイン"のようなものと考えることもできます。
それに気づければ無色透明祭のような匿名参加イベントで聴く時もこの人の曲と安心できるかもしれません。
今回は広くメロディだけでなく歌詞や見た目も含めて楽曲を例示していきます。
楽曲
- まふまふさんの「オーダーメイド」
サビのアクセントの付け方が「すーぱーぬこわーるど」、サビ終盤「心の～」のメロディが「悔やむと書いてミライ」のサビ終盤「ボクは～」を彷彿とさせます。他より類似度は低めですが彷彿とさせるバランスです。
※最初に挙げる曲が狭義のボカロ曲に当てはまらないのなんで？って言われそうですが今年の曲要素を入れないと&TBS付けていたらこのアニメ流れてきたので…
- ハチさんの「マトリョシカ」「パンダヒーロー」
- ピノキオピーさん:歌詞に列挙系が来たらこの方っぽさがあります。
- 「すろぉもぉしょん」:「十代～」などの列挙から「同じ人」に続く
- 「ありふれたせかいせいふく」:『「ありがとう』」も～全部」
- さつき が てんこもりさん:ネイティブ英語が突然出てきたらこの方という感じです。
- 「とんとんまーえ！」:サビ「ピコピコInternet」
- 「ネクストネスト」:歌い出し前「NEXTNEST」
- じんさん:爽やかギター&歌詞「。」の2つの要素があるとこれはじんさんと安心します。→「想像フォレスト」「ステラ」
- 木村わいP:メロディ構成がAメロ→サビの繰り返しなシンプルな曲orネタ(下もあり)をどこかしらに含む曲が多い印象です。ここで例示するのもあまりよろしくないのでご自身で調べてみてください。
- ナユタン星人さん:最後に分かりやすい"サイン"を挙げてみます。最初と最後が同じ単語&横幅いっぱいゴシック太字→「エイリアンエイリアン」「ダンスロボットダンス」「ドリームドリーム夢ドリーム」など
おわりに
読んだあなたもボカロPの"サイン"探してみてください。そして多く繋げられそうであればDJにも向いているかもしれません。
そういえばこの記事の2024年の要素はまふまふさんのオーダーメイドだけ…と気づいたあなた、勘が良いですね…去年までこのアドカレがすぐ埋まって温めていたのでこのタイミングでの執筆です。
ボカロリスナーアドカレ明日(8日目)は朝季さんです。楽しみです！
アドベントカレンダー、ぜひ最後までお楽しみください。
以上、セカムーでした🌙
