【この記事はドット絵 Advent Calendar 2024 8日目の記事です。】
はじめに
はじめましての方ははじめまして。第7回ibisPaint公式オフ会(2019年)参加者でもある月光原澪と申します。
アドカレ自体は6年目になります。とはいえ文章書くには時間がかかります。
- 6年前の記事はリアルで使っていた名義のためリンクなし(制作関連)。
- 5年前の記事はこちら(プロセカ関係)。
- 3年前の記事は別名義のためリンクなし。
- 2年前の記事はこちら(NeosVR関係)。
- 昨年の記事はこちら(Resonite関係)。
- 昨日の記事はこちら(ボカロ関係)。
Resinさんから回ってきたアドカレバトンを繋ぎたいと思います。
ドット絵について
- 趣味で10年以上は触れているみたいです。
- ドット絵以外にも色々作っているためドット絵に割く時間も必然的に短いです。そのためドット絵界隈と比較すると数は少ないです。
- アイテムアイコンなどゲーム関連に必要で作ることが多いため16×16中心の小さめドット絵が大半です。
- 制約のある中でも表現するのがドット絵の醍醐味であり勝負どころと感じています。単体で理解できると最善ですが実際は難しいので周りと一緒に置くことで理解させるのが手法になるでしょう。
- 個人的に大きすぎるドット絵はそれドット絵と呼ばなくていいのではと思うことはありますがコントラストがついている特徴的にやはりそれもドット絵でしょう。
- 今の環境では色数も無限で作ろうとすれば作れてしまうのでディザを施す(2色を交互に配置する)ドット絵は少しずつ減っているような気もします。そのため色数(あるいはグラデーションの段階数制限)を決めてうまくディザできている職人を見ると尊敬です。
最初期:3DSでドット絵(メイドイン俺)
- 3DSソフト「メイドイン俺」で作った16×16のドットです。決められた14色制限内で表現する必要があったため紫系の色に苦労しました。上の画像にはないですが8×8のドット文字もこの時期から打っていました。2014年前後だったとは思いますが具体的な時期は不明です。
- ちなみに…画像にはありませんが明治のチョコレートを大きなドット絵に打っていました。大きめドット絵もこの頃から触れてはいました。
- 時系列ずれますが一部を移植したものです。2019年12月と2020年1月に移植作業をしていました。
- ドット絵にはアプリ「dotpict」を使っています。ドット文字は「8bitPainter」を使っています。
- ドット文字はドット絵と親和性があるので一緒に載せました。
- 判別しやすいようドットを潰す際には可能な限り特徴のある部分を避けることを心がけています。
グループ制作ゲームのマップチップ
ホラーゲームのアイテムアイコン
- 2019年頃だったと思います。
- アプリは「dotpict」を使いました。
- 別のグループ制作ゲーム用にアイテムアイコンとして作った16×16のドット絵です。感染症の影響で打ち合わせができなくなり疎遠になりました。
- 角度をつけることで描画領域を広げることを工夫しました。
- 輪郭線の有無により硬さを表現し、見やすさも考慮しています。
VTuberさんのファンアートとして
- 2020年6月23日と2023年2月2日です。
- アプリは「ibisPaint」を使いました。
- それぞれ真白ユキさんと杜琴みんとさんのドット絵です。人物はこの時が初挑戦です。大きめなドットというのも新鮮でした。
応用:ドット絵を活かした変わり種表現
- 丸いオーバーレイ用画像を用意して拡大したドット絵に乗せると電光掲示板風に加工できます。ドット絵とはとても相性が良いです。ドット絵でないイラストでやってみたら潰れるのもありドット絵と比較すると微妙でした。
- この記事の前に端ドット絵アドカレ4日目で話題に出ていました。ドットを丸く表現する手法の1つになりそうです。
- ちなみに、画像はムーンプラザのロゴです。
おわりに
今主流のゲームはUnity制作で大画面高画質にUIを配置していくためドット絵をわざわざ使わない時代になりました。
とはいえ個人制作でWolfRPGエディターやツクールシリーズを使って作る/そのツールで作られたゲームを遊ぶ時には触れる機会もあり、ドット絵のような制限下でデザインできるとアプリのような小さい画面のUIを作る時にもアイデアが役立つでしょう。
ドット絵から遠い環境にいる人にも趣味レベルで広まってほしい願いを書いてこの記事を締めたいと思います。
ドット絵アドカレ2024明日(9日目)はこいしさんです。楽しみですね。
アドベントカレンダー、最後までお楽しみください。
以上、月光原澪でした🌙